CRI online 2024年10月11日(金) 17時20分
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計画投資総額1700億元の国家エネルギー集積イノベーション基地事業がこのほど正式に着工しました。
中国国家エネルギー集団が9日に明らかにしたところによると、計画投資総額1700億元(約3兆5845億円)の国家エネルギー集積イノベーション基地事業がこのほど正式に着工しました。同プロジェクトは新疆ウイグル自治区哈密市岔哈泉工業園区で実施され、中国で初めて独自に開発した第2世代の石炭直接液化技術を応用した、中国の最先端の技術を用いた、最大規模の石炭直接液化プロジェクトでもあります。
世界的には、石炭液化には直接液化と間接液化の2種類の方法があります。同プロジェクトは国家エネルギー集団が独自の知的財産権を有する第2世代の石炭直接液化技術と中国独自の次世代石炭間接液化技術、ナフサ・メタノールカップリング分解技術を採用しており、新エネルギーであるグリーン水素と石炭化学工業のカップリング技術を並行して適用し、パイロットプラントと重要な核心技術の新たな突破口を模索し、独自技術の源泉を創造し、新たなグリーン低炭素総合エネルギー産業・新業態を構築することを目的としています。
このプロジェクトは統一的な計画の下で段階的に実施、建設され、総投資額は1700億元(約3兆5845億円)です。そのうち、第1段階では900億元(約1兆8976円)を投資し、年間1500万トンの岔哈泉1号露天鉱とのセットで、クリーンで効率的な石炭利用とそれに付随する新エネルギーなどのプロジェクトを建設し、2027年末に稼働する計画です。
なお、国家エネルギー集団哈密エネルギー集積イノベーション基地プロジェクトの全産業チェーンの稼働後は、5500人分の直接雇用、3万人分近い間接雇用を創出するということです。(提供/CRI)
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