北京市文化旅遊局が7日夜に発表したデータによりますと、国慶節連休（10月1～7日）期間中、北京を訪れた観光客は前年同期比18．35％増の2159万6400人に達し、観光収入は同11．67％増の268億8500万元（約5636億円）で、観光客数と観光収入がともに史上最高に達したことが分かりました。

今年の国慶節期間中、博物館を中心とする文化ツアー、北京中軸線（北京の旧市街の中心を貫く全長7．8キロの地域。北は鐘鼓楼から南端の永定門まで）ツアー、北京市郊外ツアー、ミニコースツアー、スポーツイベントツアー、特色を持つ繁華街・文化街ツアー、ランタンツアーなどが観光客に人気でした。データによりますと、連休期間中、多くの観光客が訪れた人気スポットでトップテン入りした場所は、王府井、前門大通り、天壇公園、頤和園（いわえん）、南鑼鼓巷、円明園（えんめいえん）などです。

連休期間中、北京の農村ツアーも人気があり、農村を訪れた観光客は前年同期比13．6％増の454万5000人、営業収入は同4．5％増の6億200万元（約126億円）に達しました。訪れた観光客数の上位3位は延慶区（北西部）、密雲区（北東部）、懐柔区（北東部）です。

公演演出について、北京では連休中前年同期比14％増の367件、2071回の商業公演が開催され、テーマ展示、コンサート、音楽会、現代劇、中国の古典演劇など豊かな内容でした。（提供/CRI）