人民網日本語版 2024年10月10日(木) 15時20分
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中国が独自に研究開発し独自の知的財産権を持つ石炭直接液化第2世代技術プロジェクトが8日、新疆ウイグル自治区ハミ市で正式に着工した。
中国国家エネルギー集団によると、中国が独自に研究開発し独自の知的財産権を持つ石炭直接液化第2世代技術プロジェクトが8日、新疆ウイグル自治区ハミ市で正式に着工した。これは中国で技術が最先端で、規模が最大の石炭直接液化プロジェクトだ。
プロジェクトは稼働開始後、毎年400万トンの石炭液化製品を生産できる。うち石炭直接液化生産ラインの年間生産量は320万トンで、石炭間接液化生産ラインの年間生産量は80万トン。
世界的には、石炭液化には直接液化と間接液化の2種類の方法がある。2008年には世界初の100万トン級石炭直接液化商用工場が内モンゴル自治区オルドス市で完成し、稼働開始した。中国は世界唯一の100万トン級石炭直接液化重要技術を確立した国になった。同技術はオルドスでの応用成功後、製造プロセスの最適化や設備改良などを経て、中国初の第2世代直接液化技術プロセスを形成し、今回着工した年間400万トンの石炭液化プロジェクトで応用される。
国家エネルギー集団ハミエネルギー化工公司の施工プロジェクト現場責任者の周●(ジョウ・シン、●は金が三つ)氏は、「プロジェクトの第1段階は2027年末に完成し、稼働開始する予定だ。完成後には直接雇用を5500人分、間接雇用を3万人分近く創出でき、年間の工業付加価値額314億元(約6280億円)を実現し、周辺地域の産業インキュベーション能力を極めて大きく高めることができる」と述べた。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
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