中国国家発展改革委員会の鄭格潔主任は国務院報道弁公室での8日の記者会見で、「わが国の経済は全体として安定して推移しつつ発展している。新たな質の生産力の形成が加速しており、質の高い発展が深化している」と述べました。

鄭主任は「現在の経済情勢は『安定』と『発展』という2つのキーワードで総括できる。『安定』は主に経済基盤に表れている。生産供給の面では、農業生産は安定しており、通年の食糧生産では再び豊作が期待できる。工業は比較的急速に成長している。市場における需要の面では、投資と消費が増加し続けており、製造業の投資は9．1％成長した。大規模な設備更新と消費財の買い替え策の効果は鮮明だ。最近では自動車や家電製品の販売台数の回復が比較的速く、9月の主要メーカーの乗用車の小売量は前月比で10％増加したと見られる。『発展』は主に構造改善に表れている。新エネルギーは成長が速まり、三大需要構造はさらに改善されている。新型の都市化や（複数の）地域が協調する発展も深まっている」と強調しました。

鄭主任はさらに、「最近の市場予想は明らかに改善されている。製造業の購買担当者景気指数（PMI）の回復は比較的速く、株式市場は回復して上昇している。10月1日から7日にかけての大型連休中の消費は旺盛だった。われわれは年間目標の達成に自信を持っており、経済の安定かつ健全な発展が持続することに自信を持っている」と述べました。（提供/CRI）