中国メディアの瀟湘晨報によると、河南省商丘市寧陵県喬楼郷でこのほど、女性が粗末な便所の肥だめに落ちて溺死するという事故があった。

6日にネット上に投稿された動画によると、現場では、多くの人が見守る中、消防隊員が救助に当たった。

県の消防当局は7日、取材に対し、女性は救助されたが意識がなかったと明らかにした。

村民委員会の関係者は、取材に対し、「女性が便所の肥だめに落ちて溺死したのは確かだ」と語った。

SNSの微博（ウェイボー）では、この事故について、「自分も子どもの頃に落ちそうになったことがある」「2024年になってもまだこんな危険な場所が存在することに驚き」「農村にはまだこういう便所が多い」「（政府が推進する）トイレ革命が始まってだいぶたつけど、農村では整備が進んでいないようだね」などのコメントが寄せられた。（翻訳・編集/柳川）