日本旅行で陥りやすい落とし穴8つ―香港メディア

Record China    2024年10月12日(土) 22時0分

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香港メディアの香港01は、日本旅行で陥りやすい落とし穴を8つ紹介する記事を掲載した。

香港メディアの香港01は、日本旅行で陥りやすい落とし穴を8つ紹介する記事を掲載した。

記事は、「季節を問わず多くの香港人が好んで日本旅行に出かけているが、言葉が通じず、不案内な中で、うっかり法に触れてしまうこともあるだろう」とした上で、8つの注意事項を紹介した。

1つ目は「盗撮」で、記事は「日本のスマホは写真を撮影する時にシャッター音が鳴ることに気付いた人も少なくないだろう。これは日本で盗撮問題が深刻であり、その防止措置として設定されているものだ」と説明。「許可なく日本人の写真を撮影した場合は『迷惑防止条例』に抵触する可能性がある。日本の美男美女を写真に撮りたい場合はまず許可を得よう」と呼び掛けた。

2つ目は「桜を摘み取るな」。記事は「毎年、桜の花が咲く季節になると多くの香港人が日本を訪れるが、中には桜の木を踏んだり、枝や花を引っ張って(自分の方に寄せて)写真を撮ったりする人もいる」とした上で、「実際に桜の花を摘んだり枝を折ったりすると『器物損壊罪』となり、所有者に告訴されると3年以下の懲役または30万円以下の罰金が科される可能性がある」と紹介した。

3つ目は「パスポートを携帯する」で、記事は「日本の法律では外国人は訪日中にパスポートを携帯しなければならないと定められており、仮に警察から職務質問をされた際にパスポートを所持していなかったら、10万円以下の罰金が科せられる可能性がある」と解説した。

4つ目は「飲酒運転」。記事は「日本の飲酒運転に関する制限は香港よりも厳しく、香港は血中アルコール濃度が100ミリリットル当たり50ミリグラムで飲酒運転となるが、日本の場合は30ミリグラム(0.3mg/mL。呼気中アルコール濃度は0.15mg/L)で飲酒運転となる」としたほか、「運転手が飲酒していることを知りながら車両を提供したり、運転させたりすることも罪になる」と説明した。

5つ目は「GPS(カーナビ)を長く見過ぎるな」で、記事は「ながら運転による事故の多発を受け、日本では2019年12月から新しい『道路交通法』が施行され、運転中の携帯電話の使用に関する罰則や罰金を大幅に引き上げられた」とし、「運転中に携帯電話やGPSを2秒以上(厳密には定められていない)見ても罰金を科される可能性がある」と注意喚起した。

6つ目は「線路に立ち入るな」。記事は「(踏切りなどから)線路に入ると美しい写真を撮ることができるが、事故の危険があるほか、『鉄道営業法』に違反する可能性もある。ひどい場合は5年以下の懲役または5万円以下の罰金が科されることもある」と紹介した。

7つ目は「ゲームセンターの利用時間」で、記事は「日本の法律では、午後6時以降、16歳未満の子どもがゲームセンターに立ち入ることを禁止している。ただし、保護者同伴の場合は午後10時まで(都道府県によって異なる)可能。18歳未満の場合は、午後10時以降は入店できない」とし、「子連れ旅行や(若者の)卒業旅行の際は注意が必要だ」と呼び掛けた。

8つ目は「男性はプリントシール機(プリクラ)で撮影できない?」で、記事は「日本は痴漢問題が深刻であり、またナンパや盗撮などを防ぐことを目的に男性だけでのプリクラ撮影が禁止されている場所が少なくない」と説明。「法律上の規定はないようだが、利用するには店のルールを守らなければならず、撮りたい場合は女性を少なくとも1人連れていかなければいけない」と解説した。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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