中国公安局が10万余りのアカウントを閉鎖、「ファンサークル」問題で―香港メディア

Record China    2024年9月29日(日) 19時0分

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27日、香港メディア・香港01は、ネット上の「飯圏」(ファンサークル)問題に関連して、中国公安部が今年に入ってSNSアカウント10万件以上を凍結していたことが明らかになったと報じた。

2024年9月27日、香港メディア・香港01は、ネット上の「飯圏」(ファンサークル)問題に関連して、中国公安部が今年に入ってSNSアカウント10万件以上を凍結していたことが明らかになったと報じた。

記事は、ここ数年ネット上で芸能人やスポーツ選手を追いかけるファンによる自発組織「飯圏」の過激な行動が中国で社会問題化し、しばしば「飯圏」どうしの罵倒合戦や誹謗中傷などが頻発していることを紹介した上で、中国公安部が27日、「飯圏」の乱れた状況に対する持続的な取り締まりにより、今年に入って規則に反したSNSアカウント10万件以上を凍結したことを明らかにしたと伝えた。

そして、公安部が6月に3年連続となる全国公安機関夏季治安取り締まり活動を実施する中で、「飯圏」の問題を特に重視し、「飯圏」コミュニティ内で繰り広げられているサクラによる高評価やトラフィック操作、盗撮行為やプライバシー情報の売買、誹謗中傷などのネット暴力といった犯罪行為の徹底的な取り締まりを実施した結果、今年に入ってから関連の事案700件余りを立件し、800人余りを刑事罰に、200人余りを行政罰に処したことを伝えた。

また、パリ五輪開催中もネット上での「飯圏」の動きを注視して速やかに措置を講じ、スポーツ分野における複数の「飯圏」のネット暴力行為を取り締まり、社会から広く注目され、支持を受けたと紹介している。

記事はさらに、公安機関が宣伝、ネットワーク・情報、文化・旅行、放送など当局と連動して日常的な取り締まり体制を確立し、オンライン、オフラインの両方で「飯圏」の管理を行っており、今年に入って大型文化芸術イベント2300件以上の安全かつスムーズな開催を実現したと伝えた。(編集・翻訳/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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