世界最大トン数の非対称曲線斜張橋が回転に成功―中国

CRI online    2024年9月27日(金) 23時30分

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江西省で新しく建設される九江快速道路の廬山駅を跨ぐ斜張橋の回転が26日早朝に成功しました。

中国東部の江西省で新しく建設される九江快速道路(速度が時速60~100キロに設定された都市内の幹線道路)の廬山駅を跨ぐ斜張橋の回転が26日早朝に成功しました。4万1400トンと4万7600万トンの回転体が同時に時計回りに90度以上回転し、所要時間はわずか79分でした。これは回転に成功した世界最大トン数の非対称曲線斜張橋です。

大橋の53号、54号橋脚の回転セッティングビームが26日早朝の午前1時47分に、毎分約1.2度の速度で時計回りに同時に回転を始めました。現場の作業員が専門の測定器とハイビジョンカメラを使い、二つの回転ビームが正確に連結するよう、リアルタイムで回転速度を監視・調整しました。

大橋の53号、54号橋脚の回転T形構造ビームはそれぞれ4万1400トンと4万7600万トンの重量があり、メインの橋は京九鉄道、武九高速鉄道、昌九都市間鉄道、廬山駅の高速鉄道線路、建設中の昌九高速鉄道など14本の鉄道路線をまたぐもので、橋の下には毎日約500本の列車が、平均すると3分に1本の割合で通過します。鉄道路線に対する工事の影響をできる限り抑えるため、作業員たちは列車の運行が途絶える2時間の間隙(かんげき)を利用して計画通りに作業を行いました。79分に及ぶ作業の結果、53号と54号の回転セッティングビームは最終的にそれぞれ時計回りに設計通り96.209度と93.504度回転し、順調に移動して、正確に連結されました。

九江快速道路の廬山駅をまたぐ回転斜張橋は九江快速道路の第1期工事全線の重点制御性工事であり、大橋は全長が465メートル、幅が42メートル、双方向片側4車線の設計で、国際的に先進的なツインタワーのダブル回転技術を用いて建設されました。九江快速道路の第1期プロジェクトは今年末に全線開通の予定で、完成後は九江長江大橋、九江廬山高速鉄道駅の高速交通網とつながります。これにより、江西省北部の道路網がさらに最適化され、長江経済ベルトの整備に効果的に役立つものとされています。(提供/CRI

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