「空飛ぶタクシー」が間もなく現実に、長江デルタで新路線の試験飛行―中国

人民網日本語版    2024年9月26日(木) 14時30分

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上海市は最近、「空飛ぶタクシー」の低空域輸送サービスを開始した。23日には同市浦東新区、同市金山区、浙江省海寧市の間を往復する低空域旅客輸送路線の正式就航を控えての試験飛行が行われた。

上海市は最近、「空飛ぶタクシー」の低空域輸送サービスを開始した。23日には同市浦東新区、同市金山区、浙江省海寧市の間を往復する低空域旅客輸送路線の正式就航を控えての試験飛行が行われた。

同日午前7時過ぎ、金山区の上空にヘリコプターが現れ、金山幸福水上空港にゆったりと着陸した。

そしてヘリコプターはすぐに離陸し、海寧旅客輸送センターへ向かった。低空域旅客輸送サービスは自動車に比べ、所要時間が大幅に短縮できるという。

この路線の浦東-金山区間を例にすると、ヘリコプターの飛行時間は片道20分足らずだ。一方で、金山空港から車で浦東国際空港に向かう場合、渋滞がなくても1時間20分はかかるので、浦東の星野ヘリコプター飛行基地から浦東国際空港までシャトルバスに乗る25分を計算に入れても、ヘリコプターの所要時間は半分近くになる計算だ。

料金面では、浦東-金山路線の現在の料金は片道1人当たり1400元(約2万8000円)から、チャーター便なら1回につき6000元(約12万円)からで、チャーター便は4人まで乗ることができ、1人につき20インチ、15キログラム以内の荷物を1個持ち込める。これから低空域を飛行する航空路線がより多く就航すると、料金もそれに伴ってさらに下がることが予想される。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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