CRI online 2024年9月20日(金) 19時20分
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国際原子力機関第68回総会がウィーンで開催されています。中国の働きかけにより、IAEAは15回連続で米国、英国、オーストラリアの原子力潜水艦協力問題を政府間協議の形で検討しました。
国際原子力機関(IAEA)第68回総会がウィーンで開催されています。中国の働きかけにより、IAEAは15回連続で米国、英国、オーストラリアの原子力潜水艦協力問題を政府間協議の形で検討しました。中国の李松IAEA常駐代表は19日に基調演説をおこない、米英豪の原子力潜水艦協力の核拡散の本質を掘り下げて暴露し、一国主義やダブルスタンダードに断固反対し、真の多国間主義によりこの問題に対処することを提唱しました。ロシアとアジア、アフリカ、中南米の発展途上国は、中国の立場を支持すると発言しました。
李代表は、米英豪が原子力潜水艦協力の展開を発表してから3年間、「核兵器不拡散条約」審議プロセスやIAEAなど多国間の場で関連政府間討論を推進して得た積極的な進展を振り返り、この問題の複雑で敏感な認識について広範な加盟国の認識がさらに高まったと指摘しました。また李代表は、米英豪の原子力潜水艦協力は数トンの兵器級高濃縮ウランの移送を伴う紛れもない核拡散であり、国際的な核不拡散体制とIAEAの保障措置制度に対して深刻な影響と厳しい課題をもたらすと強調した上で、加盟国に対して国際核不拡散メカニズムに高度な責任感を持ち、政府間討論プロセスを共同で推進し、米英豪の原子力潜水艦協力がもたらす課題に適切に対処するよう呼び掛けました。(提供/CRI)
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