アジアで大人気!「ちいかわ」の人気キャラクターランキングTOP10を大公開―台湾メディア

Record China    2024年9月21日(土) 21時0分

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台湾メディアのDailyView網路温度計は、漫画「ちいかわ なんか小さくてかわいいやつ(通称・ちいかわ)」のキャラクターランキングTOP10を公開した。写真はちいかわ。

台湾メディアのDailyView網路温度計はこのほど、漫画「ちいかわ なんか小さくてかわいいやつ(通称・ちいかわ)」のキャラクターランキングTOP10を公開した。

記事はまず、「日本の漫画家・ナガノが描くウェブ漫画シリーズ『ちいかわ なんか小さくてかわいいやつ』が大ヒットを記録し、ミレニアル=デジタルネイティブ(MZ)世代から大きな支持を得ている。その人気はアジア全体に広がり、さまざまな企業とのコラボ商品を次々と展開。関連グッズは常に完売状態だ。台湾のくら寿司は『ちいかわ』とのコラボで、台湾進出10年目の過去最高を記録。近年最も強力な影響力を持つキャラクターの一つとなった」と紹介し、キャラクターランキングを掲載した。

同ランキングは23年9月3日から24年9月2日まで、人工知能(AI)を使用したセマンティック分析ツール・KEYPOビッグデータエンジンが各種SNSやニュースメディア、掲示板やブログなどのウェブサイトの中国語テキストを分析し、順位付けしたものだという。

ランキング10位は「ちいかぶ」。記事は「ちいかわのペットであった一見無害に見える小さなカブトムシ。ちいかわたちとも仲良く過ごし、ちいかわが仕事から帰った時の癒しの存在だったが、徐々に本性を現し、ハチワレの耳を噛んだり、怪物の死体を飲み込んだりようになった。鎧さんは、カブトムシが攻撃性を持つ『擬態型』のキメラだと見抜き3人に警告したが、ちいかわは最終的にちいかぶが怪物に変身する姿を見て、ようやく現実を受け入れた」と説明した。

9位は「あのこ」。記事は「ちいかわたちが大規模な討伐で出会った巨大キメラで、彼はハチワレを攻撃したが、ちいかわが前に立つと動きを止め、小さなカエルを指差した。実はこの巨大キメラは、ちいかわがアルバイト先の工場で知り合った同僚で、お互いにお菓子を分け合うことで友情を築いていた。彼は、ちいかわに自分の正体を暗示しようとしていたのだ。ある呪いを受けた後、彼はちいかわ族の姿から巨大な怪物へと変貌したが、手に入れた強大な力に満足し、かつての工場で働く自分に戻るつもりはないようだった。このエピソードは、社会に出た大人の現実逃避をしたい心境を表しているのかもしれない」と論じた。

8位は「カニ」。記事は「カニは頭にカニのカチューシャをつけたちいかわ族で、通称『カニちゃん』。初登場時は古本屋のモブキャラで、モモンガからもらったカニのカチューシャをつけると、顔のない灰色の姿からピンク色の素顔が現れた。温厚な性格でモモンガとは親友。時にはモモンガを叱る一面も描かれている」と紹介した。

7位は「ラッコ」。記事は「額に傷を持つラッコは、虫型の怪物からちいかわを救った救世主として初登場する。彼は高い戦闘力を持つ、討伐ランキングの常連で、ちいかわとハチワレが尊敬する存在として『先生』と呼ばれ慕われている。外見はクールに見えるが、2人と接するうちに心を開き、甘いデザートを楽しむ一面も見せた。彼の魅力的な声も人気がある」と言及した。

6位は「シーサー」。記事は「物語では非常に真面目な働き者として描かれており、アルバイトに対して異常なほどの情熱を持っている。彼は難易度が極めて高いとされる『スーパーアルバイター」という資格を保持しており、ラーメン屋『郎」での仕事もこなしている」と述べた。

5位は「くりまんじゅう」。記事は「見た目が栗饅頭のようなちいかわ達の先輩で、お酒が大好きなキャラクター。彼は飲酒資格を持っており、しばしば一人でお酒を楽しむが、その反面後輩を優しく見守る存在でもある。くりまんじゅうはよくちいかわにコーヒーをおごったり、うさぎと鮭とばのいたずらをたしなめたり、シーサーに勉強を教えたりする姿が描かれている」とした。

4位は「モモンガ」。記事は「ふわふわの青いしっぽを持っていて見た目はかわいいが、実は非常にいたずら好きなキャラクターで、他のキャラクターをからかったり、ちいかわを泣かせたりしたこともある、礼儀を知らない厄介者だ。実は、彼の正体は恐ろしい怪物。彼の身体は怪物『でかつよ』に奪われてしまい、魂が入れ替わった結果性格が悪くなってしまった」とした。

3位は「うさぎ」。記事は「オレンジ色でぽっちゃりしているが、少し狂気じみた性格を持っており、普段は冷静だが、時折ちいかわをからかう。友達を大切にし、賢く、討伐の技術も高い万能キャラクター。彼のミステリアスな魅力が多くのファンを魅了している」と分析した。

2位は「ハチワレ」。記事は「物語で流ちょうに言葉を話すちいかわの親友。性格は明るく前向き。ちいかわをよく世話し、困難に立ち向かいながらも仲間を守る役割を担っている。貧しい生活を送っているにもかかわらず、仲間に対して非常に優しく、大切に接する一面がある」と述べた。

1位は主人公の「ちいかわ」で、「生まれつき臆病で内向的。すぐに震えたり泣いたりしてしまうが、とても純粋で善良だ。いつも純真な心で友達と接し、そのおかげで心から信頼できる仲間たちに囲まれるようになる。繊細で友情を大切にするちいかわは、怖くて仕方がない状況でも、いざという時には大きな勇気を振り絞り、真っ先に飛び出して友達を守る。主に草刈りや伐などで生計を立てており、時には工場でアルバイトもしている。日々の生活はとても大変だが、彼は強運だとして描かれ、このキャラクター設定が多くの読者の心をつかんだ」と説明した。(翻訳・編集/岩田)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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