万里の長城でドローンによるデリバリーサービス始まる―米メディア

Record China    2024年9月18日(水) 8時30分

拡大

トラベル・ウィークリー・アジアとニューヨーク・ポストはこのほど、中国の万里の長城で始まったドローンによるデリバリーサービスについて伝えた。

(1 / 2 枚)

中国メディアの観察者網によると、トラベル・ウィークリー・アジアとニューヨーク・ポストはこのほど、中国の万里の長城で始まったドローンによるデリバリーサービスについて伝えた。

その他の写真

トラベル・ウィークリー・アジアの12日付記事は「この古代遺跡沿いには食べ物の屋台がほとんどないため、訪問者は長い間、エネルギーを補給する手段がなかった」とし、中国のフードデリバリー大手「美団(Meituan)」がこの空白を埋めるために参入し、ドローンを使って観光客に革新的なサービスを提供していると伝えた。


記事によると、ある程度の風雨でも飛行可能なドローンは、1回の飛行で重さ2.3キロまでの荷物を運ぶことができる。配達は午前10時から午後4時まで行っている。徒歩で50分かかる場所へ最短5分で届ける。

ニューヨーク・ポストの記事によると、ドローンの配送ルートは、長城の中でも最も人気のある八達嶺長城近くのホテルの屋上から同長城の南城の延長線にある望楼「南九城楼」まで。美団のアプリを通じて注文が入ると、作業員が近くの店舗から商品を受け取ってホテルの屋上に運び、そこで重さを量って梱包(こんぽう)する。オペレーターが注文品をドローンに取り付けると、ドローンは望楼まで飛行し、そこで別の作業員が商品を受け取って顧客に渡す。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携