人民網日本語版 2024年9月15日(日) 12時0分
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今年に入ってから、中国は海外旅行の増加傾向が続き、春節の連休、「メーデー」(5月1日)連休、夏休みシーズンにそれぞれ海外旅行のピークが訪れ、海外旅行客が前年同期に比べて大幅に増加した。
今年に入ってから、中国は海外旅行の増加傾向が続き、春節(旧正月、今年は2月10日)の連休、「メーデー」(5月1日)連休、夏休みシーズンにそれぞれ海外旅行のピークが訪れ、海外旅行客が前年同期に比べて大幅に増加した。複数の旅行会社とオンライン旅行予約プラットフォームによると、中秋節(旧暦8月15日、今年は9月17日)連休と国慶節(建国記念日、10月1日)連休の海外旅行商品の予約も非常に好調で、一部の人気目的地はすでに完売したという。人民日報海外版が伝えた。
中国人観光客の間では、引き続き近距離の海外ツアーの人気が高い。オンライン旅行会社(OTA)の途牛旅遊網を利用する海外旅行客のうち、近距離ツアーが80%近くを占め、中国の香港・澳門(マカオ)両特別行政区が最も人気がある。ビザが免除されているシンガポール、マレーシア、タイも人気を集めており、ビザ免除後の初めての夏休みに幸先の良いスタートを切った。同程旅行のデータでは、シンガポールのホテルと航空券の予約がどちらも前年同期より大幅に増加した。 自由旅行が引き続き海外旅行市場を牽引している。 オンライン旅行予約プラットフォーム「飛猪(Fliggy)」のデータを見ると、今年の夏休みは自由旅行の割合が8割を超え、フランス・パリのセーヌ川クルーズ、ロシア・サンクトペテルブルクでのバレエ鑑賞、紅海砂浜バギー体験など、その場所でしかできない文化体験旅行の予約が最も多かった。また、その都市で最も歴史と文化の香り漂う古い建築物を訪れ、ネットで人気のレストランで食事をし、食後は賑やかな街中を散策するといった、目的地に溶け込む「シティウォーク(city walk)」と「シティイート(city eat)」を合わせたスタイルの自由旅行が、中国人観光客の間で広く人気を集めている。
現在、中秋節連休の海外旅行は予約の期間が終わりに近づき、国慶節連休の海外旅行予約の人気が高まっている。香港特区、澳門特区、タイ、シンガポール、マレーシア、日本、韓国などの近距離ツアーで行ける目的地が引き続き最も人気が高い。長距離ツアーでは、ニュージーランド、オーストラリア、トルコ、米国、英国、スペイン、ポルトガルなどの目的地が人気だ。旅行情報サイトの「馬蜂窩」のデータによると、今年ビザ免除が実現したコーカサス三国のジョージア、アルメニア、アゼルバイジャンも徐々に視界に入るようになり、「コーカサス三国ルート攻略」の検索件数がこの1週間で112%増加したという。(提供/人民網日本語版・編集/KS)
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