中国外交部駐香港特別行政区特派員公署の報道官は12日、英国政府が55回目のいわゆる「香港問題半年報告」を発表して「一国二制度」に泥を塗り、香港国家安全維持法と香港の「国家安全維持条例」を中傷し、香港事情と中国の内政に乱暴に干渉したことを厳しく非難しました。

報道官は、「英国のいわゆる『半年報告』は習慣的に香港事情に対して『選択的記述』と『有罪推定評価』を行い、いたる所に『ダブルスタンダード』を盛り込んでおり、香港の状況に介入する常態化した政治的道具を操っている」と指摘しました。

報道官はまた、「香港復帰後、中国政府が香港特別行政区を管理する法的根拠は中国憲法と香港基本法であり、『中英共同声明』ではない。英国は復帰後の香港に対して主権も統治権も監督権もないのに、ともすれば『中英共同声明』を口実に香港市民を支持すると主張するのは、中国の内政に対する乱暴な干渉だ」と強調しました。

報道官はさらに、英国に対して帝国的野心に徹底に別れを告げ、国際法の原則と国際関係の基本準則を尊重し、安定から振興へと向かう香港の客観的事実を尊重し、香港事情と中国の内政への介入を停止し、いわゆる「半年報告」の発表をやめるよう促しました。（提供/CRI）