<サッカー>中国代表監督に「退任しないのですか?」と質問、会場からは拍手―中国メディア

Record China    2024年9月11日(水) 15時0分

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サッカーのワールドカップ(W杯)北中米大会アジア最終予選グループCで2連敗した中国代表のブランコ・イバンコビッチ監督に中国の記者から「退任しないのか」との質問が出た。

サッカーのワールドカップ(W杯)北中米大会アジア最終予選グループCで2連敗した中国代表のブランコ・イバンコビッチ監督に中国の記者から「退任しないのか」との質問が出た。

中国は今月5日に埼玉スタジアム2002で行われた日本との初戦に0-7で大敗。10日にホームで行われたサウジアラビアとの試合では、先制ゴールを挙げた上に相手が退場により1人少なくなったにもかかわらず逆転を許し、2連敗となった。

中国メディアの九派新聞は「オウンゴールにより願ってもないスタートを実現し、相手よりも1人多い状況になった。しかし、こうした中でも中国代表は逆転負けを喫し、イバンコビッチ監督の能力が再び批判にさらされた。特に、選手交代の遅さが問題視されている」と言及した。

イバンコビッチ監督は今年2月に中国代表監督に就任し、ここまで6試合を戦って1勝2分3敗。この試合の敗戦により、中国のサウジアラビアとの対戦成績は7勝5分9敗になったが、前回サウジアラビアに勝利したのは2015年のアジアカップ。W杯予選に限って言えば1997年までさかのぼる。

試合後の記者会見では、記者から「退任しないのですか?」との厳しい質問が飛び、会場内からは拍手が沸き起こった。イバンコビッチ監督は気まずそうに「これは私にすべき質問ではない」とし、「前の試合は確かに大敗だった。われわれのグループには日本、オーストラリア、サウジアラビアという3チームの本命がいて、いずれも実力がかなりある。われわれにとってグループ4位が目標になるが、残りの試合でそれに向かって努力する。今日の試合は前回よりも良かった。われわれにはまだ大きな希望がある」と語った。

また、ライバルとなるバーレーンとインドネシアが共に勝ち点を挙げる中、中国だけが勝ち点0になっていることについて「われわれは相手を分析している。最初の3試合(日本、サウジアラビア、オーストラリアとの試合)でポイントを取るのは難しいが、試合ごとに最大限の努力をしなければならない」と答えた。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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