台湾のデング熱感染例、この夏累計で1541件、過去11年で最多に―台湾紙

Record China    2014年9月11日(木) 23時20分

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10日、台湾では今年の夏のデング熱新規感染症例は累計で1541件となり、過去11年で最多を記録した。写真は台北。

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2014年9月10日、台湾紙・中国時報によると、台湾の今年の夏のデング熱新規感染症例は累計で1541件となり、過去11年で最多を記録した。中国新聞社が伝えた。

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台湾では2002年にデング熱が爆発的に流行し、この年の年間感染症例は5500件を超えた。台湾衛生福利部疾病管制署(疾管署)の周志浩(ジョウ・ジーハオ)副署長は、「過去の経験からいえば、デング熱感染は10月から11月にピークを迎える。今後も新規感染症例は増え続けると予想されることから、今年の累計感染症例が2002年の記録に迫る恐れがある」と話す。

今年、デング熱感染により重症のデング出血熱を発症した患者は15人で、うち2人が犠牲となった。1人が今も入院中であり、12人がすでに回復している。疾管署によると、今年のデング熱感染症例は高雄地区に集中しているため、同地区の住民に対し防蚊対策と蚊の駆除、ボウフラの発生抑制を呼びかけている。(翻訳・編集/本郷)

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