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2024年必見の異世界転生アニメお薦め10作品=「本好きの下剋上」「異世界薬局」など―台湾メディア

Record China    2024年9月13日(金) 23時0分

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7日、台湾メディアのJapaholicは2024年必見の異世界転生アニメお薦め10作品を紹介した記事を掲載した。写真はRe:ゼロから始める異世界生活。

2024年9月7日、台湾メディアのJapaholicは2024年必見の異世界転生アニメお薦め10作品を紹介した記事を掲載した。

記事はまず、「近年、多種多様なテーマの異世界転生アニメが続々と登場し、人間以外に転生する作品も増えている。今回は編集部が厳選したお薦めの異世界転生アニメを紹介し、その魅力に迫る」とし、「異世界転生アニメは、主人公が異世界で強力な能力を得て冒険を始めるという物語が多い。細分化すると、現実世界で死亡した後、別の世界で新たな生命として生まれ変わるタイプと、現実世界の姿を維持したまま異世界に飛ばされるタイプの2種類に分けられる」と説明した。

記事は1作品目に「本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~」を挙げ、「異世界転生アニメの中でも特にユニークな作品。本が大好きな主人公が、本の山に埋もれて亡くなる事故に遭った後、目を覚ますと見知らぬ部屋で病弱な少女・マインとして生まれ変わっていたという物語だ。近世ヨーロッパ風の世界観で、平民である主人公が、再び大好きな本に触れるために現代の知識を駆使して夢を追い求める姿が魅力的だ」と述べた。

2作品目には「転生したらスライムだった件」を挙げ、「王道の異世界転生アニメ。主人公が通り魔に刺され命を落とした後、目を覚ますとゲームやアニメでよく見られる弱くてかわいらしいスライムに転生していた。もともとのんびりと生活しようと考えていた主人公だが、偶然の出会いからリムル・テンペストという名前を得て、さまざまな魔物たちと絆を深め、共に成長する姿を描く独特の作品だ」と紹介した。

3作品目は「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」だとし、「乙女向けの作品として非常に明確な位置付けを持つ作品。同作も主人公が死亡してから物語が展開され、自分がよく知る乙女ゲームの世界に転生したことに気付く。しかし、主人公はヒロインと対立する悪役キャラクターに転生していた。ゲームの内容を知り尽くした彼女は、自分がどうあがいても死を免れないことを理解し、必死に運命を変えようと奮闘し、死の結末を避けようとする。軽快でコメディータッチな作品だ」と言及した。

4作品目には「異世界美少女受肉おじさん」を挙げ、「主人公が死亡するのではなく、異世界に直接転移して冒険を始める物語だが、通常の異世界転生系とは異なり、30歳を超えたおじさんサラリーマン2人が主人公として冒険を繰り広げる。主人公の橘日向(たちばなひなた)が、美少女に転生させられてしまい、もう一人の主人公・神宮寺司(じんぐうじつかさ)とお互いの魅惑に抗がいながら、元の姿に戻ろうと冒険するラブコメディーだ」とした。

5作品目は「Re:ゼロから始める異世界生活」だとし、「前述の作品と比べて、主人公に強力な能力はないが、唯一死後に特定の時間点に戻ることができる『死に戻り』という能力を持ち、主人公が何度も死を経験しながらも成長していく過程を描く。主人公の感情や成長が同作の最大の見どころであり、異世界での生活が読者が想像するほど美しいものではなく、多くの苦難や痛みを伴う可能性があることを浮き彫りにしている。これは間違いなく、異色でありながらも素晴らしい作品だ」と評した。

6作品目には「とんでもスキルで異世界放浪メシ」を挙げ、「異世界の美食をテーマにした作品。戦闘シーンが多いわけではなく、普通の男性が異世界にやって来て、料理の知識とスキルを駆使し、おいしい料理を次々と作り出していく。放送開始当初から、生き生きとした料理の描写と滑らかな作画で大きな話題と人気を集めた。癒されたい時や夜食を食べる時に一緒に見るのがお薦めだ」と勧めた。

7作品目は「異世界おじさん」だとし、「交通事故に遭い長年昏睡状態にあったおじさんが目を覚めたと知らせを受けたおいが訪問すると、おじさんは異世界に飛ばされていたと語る。同作は時折、異世界でのおじさんの冒険を回想形式で描いており、戦闘シーンだけでなくキャラクターの感情も描写され、物語に多くの伏線と起伏がある。笑いと感動が詰まった、非常に面白い作品だ」と紹介した。

8作品目には「ノーゲーム・ノーライフ」を挙げ、「現実世界ではニートでありながら、ゲームの世界では『空白』という名で活躍する兄弟・『空』と『白』が、謎の手紙によるゲームをクリアした後、ゲームの世界に突然飛ばされる。2人はさまざまなゲームを攻略しながら、異世界で仲間と共に自分たちの存在意義を見つけて行く物語だ。同作には劇場版もあり、テレビアニメ版と比べてさらに面白い展開が楽しめる」と論じた。

9作品目を「異世界薬局」だとし、「主人公は現実世界で病気の妹を救うために薬理学を研究し続けていたが、過労で突然死し、異世界に転生する。薬師見習いの少年、ファルマ・ド・メディシスとして生まれ変わった彼は、間違った医学を正しながら人々を救い奮闘する。心温まる物語の中にも王道の冒険要素を持った作品だ」と紹介した。

最後に、10作品目に「異世界居酒屋『のぶ』」を挙げ、「現実世界と異世界の人々が出会い、居酒屋『のぶ』でおいしい料理を楽しむ物語。物語は戦闘シーンよりも、和食のおいしさを伝えることに焦点を当てており、居酒屋『のぶ』が訪れる客たちの助けを借りて何度も危機を乗り越え、現実世界と異世界でおいしい和食を提供し続けるユニークな作品だ」と説明した。

記事は、「異世界を題材にした作品があふれる中、魅力的な世界観や、明確な目的を持ち、そのために異世界で懸命に生きる主人公たちには、憧れを抱かずにはいられない。しかし、物語の中で輝く主人公たちは、作者によって描かれる不屈の努力を通じて、その光を放つことができる。もしかすると、読者が作品を楽しむ中で同時に前向きな姿勢で日常を乗り越えられるよう、作者の願いが込められているのかもしれない」と論じた。(翻訳・編集/岩田)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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