8月のCPI、上昇幅が0.4%に拡大―中国

人民網日本語版    2024年9月10日(火) 18時10分

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中国の消費者物価指数の前年同期比上昇幅が0.4%に拡大し、前月比では季節性変動で上昇が見られた。

中国国家統計局が9日に発表したところによると、今年8月は高温多雨の気象などの要因の影響により、中国の消費者物価指数(CPI)の前年同期比上昇幅が0.4%に拡大し、前月比では季節性変動で上昇が見られた。

同局都市社会経済調査司の董莉娟(ドン・リージュエン)チーフ・スタティスティシャンは、「前年同期比で見ると、8月のCPI上昇幅は前月より0.1ポイント拡大した。そのうち食品価格は前月の横ばいから2.8%上昇に転じた。非食品価格は0.2%上昇で、上昇幅は前月より0.5ポイント低下した」と説明した。

前月比で見ると、8月のCPIは0.4%上昇し、上昇幅は前月より0.1ポイント低下した。そのうち食品価格は3.4%上昇した。

中国民生銀行の温彬(ウェン・ビン)チーフエコノミストは、「中国の物価は年内は引き続き低水準で推移するだろう。夏の天候要因が徐々になくなり、食品の供給が全体として保障されるため、価格の継続的上昇は難しい。これからの数カ月間、中国のCPIは回復要因が持ち越されて上昇することが期待されるが、上昇幅には一定の限界がある」と予想した。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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