習近平国家主席は6日、北京市内の人民大会堂で中国・アフリカ協力フォーラム北京サミットに出席するために訪中したマダガスカルのラジョリナ大統領と会談しました。両国元首は、中国・マダガスカル関係を全面的な戦略パートナーシップに格上げすると発表しました。

習主席は「中国はマダガスカルが自国の国情に合った現代化の道を自主的に模索することを支持しており、マダガスカルとの交流・協力を強化し、実務協力を拡大し、引き続きハイブリッド米技術援助プロジェクトを実施し、鉱業、新エネルギー、ブルーエコノミー、防災・減災などの分野での協力を強化したい。中国は魯班工房、孔子学院がマダガスカルで発展することを支持しており、マダガスカルがより多くの現代的で高い素養の人材を育成することを支援する。青年、文化、地方などの人的交流を強化し、両国の友好に対する民意の基盤を絶えず固めていく」と指摘しました。

ラジョリナ大統領は「マダガスカルは中国の協力パートナーとなることに断固として取り組み、『一帯一路』の共同建設とグローバル発展イニシアチブ、グローバル安全保障イニシアチブ、グローバル文明イニシアチブの実行に積極的に参加している。中国の成功経験を学び、中国との協力を深めることを通じて、国の発展と振興を実現し、農業現代化と工業化の実現というマダガスカル人民の夢を実現し、マダガスカルと中国の関係をアフリカと中国の関係の模範にしていきたい」と表明しました。（提供/CRI）