CRI online 2024年9月9日(月) 9時0分
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中国では2018年から2023年にかけて、有機製品の売上高の年平均増加率は9.3%で、世界第3位の有機消費市場となりました。写真は北京の野菜市場で販売されているグリーン有機野菜。
中国国家市場監督管理総局がこのほど発表した「中国有機製品認証と有機産業発展(2024)」(以下、「報告」)によれば、中国の有機産業は力強い成長を維持し、2023年の中国の有機製品売上高は2018年の1.61倍で、初めて1000億元(約2兆200億円)を突破しました。
有機製品とは、動植物の生産過程において自然の法則に従って、化学的に合成した農薬や化学肥料、成長調節剤、遺伝子組み換え技術を使用しない産品を指します。
中国では2018年から2023年にかけて、有機製品の売上高の年平均増加率は9.3%で、世界第3位の有機消費市場となりました。
報告によれば、中国の有機製品認証リストには主に主食類、野菜、果物、ナッツ、乳製品、飲料、酒、ビスケット、茶葉などの即時利用できる飲食物や、家畜・家禽産品、水産物、調味料、特殊な食事などの食品類、天然繊維、紡績製品、飼料、生薬など、計1257種類の製品が含まれています。
栽培面積の面では、中国では有機農地面積が安定して増加しており、2023年の総面積は400万ヘクタール以上を維持し、世界第4位の有機農業栽培国です。今年1~7月には有機製品認証マークの発行量が30億点に達しました。現在までに、全国で1万8000社以上の企業が3万点以上の有機製品認証証書を取得しました。
2023年には中国の有機製品売上高が初めて1000億元を突破しました。内訳は中国国内が969億元(約2兆円)、海外47億元(950億円)で、計1016億元に達しました。中国から有機製品の輸出状況では、オランダが最大の輸出相手国で、貿易額は1億5000万ドル(約30億円)に達し、中国の有機製品輸出額の26.27%を占めました。
世界的な権威があるスイスの有期農業研究所のFiBLの2022年分の統計によれば、2022年には世界の1人当たりの有機食品消費量が17ユーロ(約2700円)で、第1位は437ユーロ(約7万円)のスイスでした。中国の一人当たりの消費量はわずか9ユーロ(約1400円)で、世界平均を大きく下回っていました。有機食品の市場シェアでは、最も高い国は12%のデンマークで、中国の有機食品市場シェアは2%未満だったとのことです。(提供/CRI)
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