人民網日本語版 2024年9月9日(月) 5時0分
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広西チワン族自治区貴港市の各地ではタイミングを逃すことなく、稲の病虫害対策を積極的に展開している。
稲が成長し、病虫害を防がなければならない重要な時期を迎えている。広西チワン族自治区貴港市の各地ではタイミングを逃すことなく、稲の病虫害対策を積極的に展開している。ドローンを使い、稲に精確に農薬を散布し、科学技術を用いて稲田の管理を強化し、秋の食糧の安定生産と豊作を保証している。中国新聞網が伝えた。
貴港市港北区港城街道麻山村ではこのほど、栽培業者の覃安群さんがドローンによる作業の準備をしていた。技術者はまず配合した農薬をドローンに積載させてから、ドローンを操縦して稲田の上を低空飛行し、農薬を均等に稲に散布していく。わずか十数分ほどで数ムー(1ムーは約6.7アール)の稲田の農薬散布が完了する。
農薬散布ドローンは人の手による農薬散布よりもスムーズで効率的で、手間暇を省くことができる。覃さんは「以前ならば人の手による農薬散布では、1人が1日でせいぜい十数ムーしか散布できなかったが、現在はドローンを使えば100ムー以上の稲田の散布を朝のうちに終えることができる。ドローンのサポートがあり、人件費が大幅に下がり、作業が楽になって、収入がさらに保証されるようになった」と話す。
ドローン技術者の韋徳悦さんは、「今はちょうど稲の病虫害対策の重要な時期で、ドローン1機で1日400~500ムーの作業を完了できる。ドローンを使った作業では稲への散布が均等で、農家もコストを節約できる」と話す。
港北区の現在の農業ドローン保有量は120機以上で、稲田の病虫害対策作業完了面積は約6万ムーに上る見込みだ。これらの作業を経て、遅稲の豊作と増収に向け、しっかり基礎を固める。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
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