国際月科学研究ステーションに新メンバー加入―中国メディア

人民網日本語版    2024年9月7日(土) 5時0分

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国際月科学研究ステーションがグローバル協力の新たなメンバーを迎えた。資料写真。

国際月科学研究ステーションがグローバル協力の新たなメンバーを迎えた。中国国家航天局とセネガル宇宙局は5日、「国際月科学研究ステーションの協力に関する協定」に署名した。深宇宙探査実験室は、スイス、セルビア、アラブ首長国連邦、インドネシアなどの10の研究機関と「国際月科学研究ステーションの協力に関する了解覚書」に署名している。新華社が伝えた。

これは安徽省で同日開幕した第2回深宇宙探査(天都)国際会議で発表された情報だ。

中国が提案・発起した国際月科学研究ステーション大科学プロジェクトは、「共に話し合い、共に建設し、共に分かち合う」という基本原則に基づき、グローバルパートナーと共にプラン論証、技術開発、プロジェクト建設、運用保守、科学研究、人材育成などを行う。そして開放された共に分かち合う科学プラットフォームと、共に話し合い、共に建設する協力プラットフォームの構築に取り組む。

中国深宇宙探査重大特別プロジェクトの呉艶華(ウー・イエンホア)チーフデザイナーは会議で、国際月科学研究ステーション6大協力イニシアティブを世界各国に呼びかけた。そして世界各国のパートナーがプロジェクトの各段階及び任務の各レベルで国際月科学研究ステーションの開発・建設に参加することを歓迎するとした。これには共同論証、任務レベル、システムレベル、サブシステムレベル、設備レベル、地上施設、科学応用、教育訓練という8つのプロジェクト協力が含まれる。中国はさらに国際協力委員会の設立や国際協力本部の建設といった10大措置を講じ、グローバル協力パートナーに向け、積極的に良好な条件を整えていく。

説明によると、中国国家航天局は2017年に国際社会に向け、国際月科学研究ステーション協力イニシアティブを掲げ、広く注目を集め、積極的な反応を得ている。現在まで10以上の国(国際組織)と40以上の国際機関が中国の関係当局と国際協力文書に署名している。国際月科学研究ステーションは、中国が各国と共同で月面・月軌道・地上で建設し、月と地球をつなげ、長期的には独自に稼働し、短期的には人が滞在する拡張と維持が可能な総合性科学実験施設となっている。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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