中国物流・購買連合会は5日、8月の中国電子商取引（EC）物流指数を発表しました。指数によりますと、8月のEC物流指数は前月に比べて小幅回復し、需給は共に安定して増加し、企業のコスト圧力も顕著に改善しました。

8月のEC物流指数は前月比0．1ポイント高の114．2でした。需要面から見ると、「オリンピックブーム」は文化・スポーツ・ビジネス・旅行を融合した消費の持続的な高まりをけん引し、EC物流需要は成長軌道に戻りました。8月のEC物流総業務量指数は同0．3ポイント高の130．5でした。「スポーツプラス」消費にけん引され、水泳用品、サイクリング、球技用品などが8月のEC消費の注目コンテンツとなりました。また、新学期シーズンが近づいたことで、家電製品の売り上げが好調でした。

満足率指数は、6カ月連続で前月比を上回り、指数発表以来の最高値を更新しました。また最近の石油製品価格の引き下げ、新エネルギー配送車両の更新など前向きな要因が影響して、8月のEC物流企業のコストは顕著に改善し、コスト指数は前月比で3．1ポイントの大幅下落となり、過去2年間の最低値を更新しました。（提供/CRI）