中国系航空会社のファーストクラス搭乗率が激減=政府の反汚職活動で―仏メディア

Record China    2014年9月10日(水) 15時18分

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8日、仏国際ラジオ放送ラジオ・フランス・アンテルナショナルによると、中国政府の反汚職活動により、多くの中国系航空会社でファーストクラス席の搭乗率が下がっていることが問題になっているという。資料写真。

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2014年9月8日、仏国際ラジオ放送ラジオ・フランス・アンテルナショナル(RFI)によると、中国共産党の中で反汚職活動で、高級品やぜいたくに対する批判的な見方が強まり続けている。多くの中国系航空会社でも、ファーストクラス席の搭乗率が下がり、そのサービスを提供しない航空会社も現れ始めている。

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台湾・中央通訊社は西安晩報の記事を引用し、5月から中国政府が庁・局クラス以下の職員はファーストクラスには搭乗できないとの新たな規定を打ち出したことで、以前はあふれていた利用者が激減していると報じた。ファーストクラスの搭乗率低下は航空会社にとって難題となっており、価格を半分にまで下げている航空会社もあるという。

陝西省社会科学院の専門家は、政府の反汚職活動によって、ファーストクラスやVIPルームが消えつつあると話し、「それ自体は良いことが、見た目が変わっただけで実態は何も変わっていない可能性がある」と指摘。「より厳格で具体的な規定を設ける必要がある」としている。(翻訳・編集/岡田)

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