CRI online 2024年9月5日(木) 13時20分
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中国の60歳以上の高齢者人口は2023年末時点で総人口の21.1%を占める2億9697万人を上回りました。
中国民政部はこのほど、公式サイトで「2023年民政事業発展統計公報」を発表しました。それによりますと、中国全国の60歳以上の高齢者人口は2023年末時点で総人口の21.1%を占める2億9697万人を上回りました。そのうち65歳以上の高齢者人口は総人口の15.4%を占める2億1676万人でした。また、高齢者の福祉支援に使われる支出は全国で421億7000万元(約8645億円)に上り、養老サービス関連の資金は223億2000万元(約4575億6000万円)だったということです。
国家衛生健康委員会高齢者局の王海東局長は2022年9月に中国の高齢化の進展について、人数が多く、スピードが速く、格差が大きく、任務は重いなどの特徴を挙げました。王局長の紹介では、中国の60歳以上の高齢者人口は2021年末時点で総人口の18.9%を占める2億6700万人に達しており、そのうち65歳以上の人口は総人口の14.2%を占める2億人を上回ったとのことです。
また、予測によりますと、第14次五カ年計画の期間中(2021~2025年)、中国では60歳以上の高齢者人口が3億人を突破し、総人口に占める割合は20%を超えて中程度の高齢化社会の段階に入るとのことです。さらに、2035年までには60歳以上の高齢者人口が4億人を突破し、総人口に占める割合は30%を上回って超高齢化社会の段階に入る見込みです。
国家発展改革委員会発展局の郝福慶副局長は2023年の中国国際高齢者産業ハイレベルフォーラムで、「中国の高齢者人口は今世紀の半ばまでに5億人を突破する見込みで、シルバー経済には大きな市場ニーズがある」と指摘しました。(提供/CRI)
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