中国の習近平国家主席は4日正午、北京の人民大会堂で、中国・アフリカ協力フォーラムサミットに出席するため北京を訪問中のエチオピアのアビィ・アハメド首相と会見しました。

習主席は「エチオピアはアフリカ諸国が独立解放と自主発展を図る上での手本だ」として、「両国の政治的相互信頼の基礎は堅固であり、さまざまな分野の協力は絶えずより高いレベルに向かっている」と述べた上で、引き続きエチオピアとの団結・協力を深め、両国の全天候型の戦略パートナーシップの絶え間ない発展を推進していきたいとの考えを示しました。

習主席は「長年にわたって、中国・エチオピア両国は常に互いが核心的利益を守ることを断固として支持し、外部勢力の干渉に断固として反対してきた」として、中国は今回の中国・アフリカ協力フォーラムサミットを契機に、両国の実務協力を拡大していきたいとの考えを示しました。習主席は「エチオピアは中国・アフリカ協力フォーラムの初代アフリカ側共同議長国である。中国はエチオピアと共に、今回のサミットが順調に行われるよう推進したい」と強調しました。

アビィ・アハメド首相は「中国の対エチオピア政策は平等と相互尊重を十分に体現するものであり、双方の関係は互恵ウィンウィンである。中国企業の投資と協力はエチオピアの経済社会の発展促進に重要な貢献をしている」とした上で、「エチオピアは引き続き中国との確固たる相互支持を望んでおり、今回の中国・アフリカ協力フォーラムサミットが契機となり、両国の経済貿易、インフラ、工業、相互接続、安全保障などの分野における協力が深まり、エチオピアの安定と発展の実現を後押しすることを希望する」と述べました。（提供/CRI）