オランダ首相が対中半導体輸出に利益とリスク考慮へ―中国メディア

CRI online    2024年9月3日(火) 12時50分

拡大

オランダのスホーフ首相はこのほど、同国の大手半導体製造装置メーカーであるASMLの対中輸出の規制強化の問題について、「オランダ政府は決定に当たって、同社の利益やリスクを考慮する」と述べました。

オランダのスホーフ首相はこのほど、同国の大手半導体製造装置メーカーであるASMLの対中輸出の規制強化の問題について、「オランダ政府は決定に当たって、同社の利益やリスクを考慮する。オランダにとってASMLは非常に重要なイノベーション産業であり、いかなる状況であれ、損失を被らせてはならない」とする考えを示しました。

報道によれば、中国大陸はASML社にとって世界で3番目に大きな市場であり、中国大陸の顧客からの受注は同社の受注全体の20%前後を占めているとのことです。

米ブルームバーグは8月29日付で、「オランダはASMLの中国事業への制限を強化する見通しだ」と報じました。

オランダ政府のこれまでの規則によれば、ASMLはハイエンド製品を輸出する場合に許可が必要とのことです。米国は2023年10月に、ASMLの中級機器の輸出の一方的な制限を始めたことで、オランダ議会が疑問視することになりました。

同社のクリストフ・フーケ最高経営責任者(CEO)は米国による対中輸出制限について「賢明ではない。西側諸国の自らの利益を損なう」と表明しました。(提供/CRI

※本記事はニュース提供社の記事であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。すべてのコンテンツの著作権は、ニュース提供社に帰属します。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携