Record China 2024年9月4日(水) 7時0分
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華字メディア・中文導報はこのほど、「日本で『郷に入っては郷に従え』や法律順守は難しいことなのか?」との評論記事を掲載した。
記事はまず、NHKの国際放送で中国籍の外部スタッフが「尖閣諸島は中国の領土」などとニュース原稿にない不適切な発言を行った事件や、東京千代田区の靖国神社の石柱に落書きされる事件が2件起き、そのうちの1件で指名手配されている董光明(ドン・グアンミン)容疑者が中国で別の事件で拘束されたことなどが、日本で大きな注目を集めていると説明した。
そして、「これらの“大きなこと”の背後には注目されない“小さなこと”がたくさんある」とし、「この1週間、中国人が関係した事件の報道が相次いでおり、その“出演”頻度の高さに驚き、恥ずかしさを感じる」と言及。「郷に入っては郷に従うのは常識であり、中国外交部も現地の法律・法規を順守するよう何度も呼び掛けている。日本では、その言動が社会の常識に合致し、ルールや法律の意識に従うものである限り、逮捕されることはない」と説明した。
その上で、「日本で逮捕された人々は一体どのような最低ラインを突破したのか」と疑問を提起し、具体的な例として、中国窃盗団「ピンクパンダ」のメンバーとみられる女2人が逮捕された事件や、東京駅で乗客の財布を盗んだとして中国人の男2人が逮捕された事件、中国人大学生が傷害事件の被害者として警察に偽の診断書を提出し逮捕された事件、中国人の男が成田空港で駐車監視員の男性の顔に唾を吐き逮捕された事件を挙げた。
記事は、「日本は法制社会であり、多くの射幸心による行為、抜け道を利用しようとする行為は、いずれも法律法規への挑戦であり、良い結果にはならない」とし、「中国人が日本で生活していく上で言語や文化、法律などの面で誤解が生じることはもちろんあるが、何事も思いやりを持ち、自己中心的な習慣を改善したり、自分の言動がコミュニティーや国の印象にも影響を与えることを意識したりすれば、『郷に入っては郷に従え』や法律順守の前提の下、日本で平穏に暮らすのは難しくないはずだ」と論じた。(翻訳・編集/北田)
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