Record China 2024年9月3日(火) 18時0分
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中国・四川省広元市で行われたハーフマラソン大会で暑さのためトラブルが発生した問題で、大会運営側がコメントを発した。
中国・四川省広元市で行われたハーフマラソン大会で暑さのためトラブルが発生した問題で、大会運営側がコメントを発した。中国メディアの正在新聞が2日付で報じた。
記事によると、8月31日に行われた同大会には約7000人が参加したが、あまりの暑さのため給水所の水が不足。多くのランナーが沿道の店で水を購入して水分を補給する事態になった。また、体調不良者が続出し、スタートから2時間後の午前9時半に中止になったという。
ネット上には現場関係者を名乗る人物が、「筋肉のけいれんを起こした人が442人、低血糖を起こした人が120人、熱中症疑い(嘔吐、めまい、失神)の人が77人など、計653人のランナーが処置を受けた。16人が病院に搬送され、うち1人は重篤な状況のためICUで治療を受けている」との情報を書き込んだが、開催に関わった四川省広元市体育局の職員は「事実ではない。一部の人が走れなくなったが、多くの人は走り切った」と否定した。
参加したランナーの1人、王(ワン)さんは「大会は途中で中止になったが記録は残った。(ネットでうわさされているような)大勢の人が失神するという状況はなかった。ゴールした時にある選手が地面に倒れて、救護スタッフの処置を受けていたのは見たが」と語ったという。
四川省では8月中旬以降、高温の日が続いており、省全体の8月の平均気温は平年と比べて2.8℃高く、観測史上2番目の暑さ。大会当日も高温警報が発令されていたという。(翻訳・編集/北田)
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