ムギワラギクが高原農家に「恵まれた雇用」生み出す―中国

CRI online    2024年8月30日(金) 19時20分

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四川省甘孜州白玉県では先ごろ、高原で栽培されているムギワラギクが豊作を迎え、地元農家は収穫に追われています。

中国南西部の四川省甘孜州白玉県では先ごろ、高原で栽培されているムギワラギクが豊作を迎え、地元農家は収穫に追われています。

同県では標高3000メートル以上の地区でムギワラギクが約67ヘクタール栽培されています。広がる畑は金色の海のようで、息をのむほど美しいです。今年、地元政府は苗と農業資材を統一的に購入するほか、専門の農業技術者を組織して、農家に栽培から田畑管理までの全過程の技術指導を実施し、生産量の増加と品質の向上に力を入れてきました。約0.06ヘクタール当たりの収穫量は、少なくとも100〜150キログラムに達する見込みです。

白玉県の農業・牧畜業・文化・旅行投資の責任者ダン・ジュラム氏によりますと、ムギワラギクの買い入れ価格は13〜15元(約265~306円)になっています。また、契約農業も実施されており、農家の持続的な増収が保障されています。

ムギワラギクの栽培、摘み取りは、地元農家の収入を高めただけでなく、一部の村人の雇用も解決しました。地元の農業研究科学普及センターは、管轄区内の村民に11の長期雇用ポストを提供し、アルバイトとして400人余りを雇用しています。(提供/CRI

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