中国外交部、サリバン米大統領補佐官の訪中についてメディアブリーフィング

CRI online    2024年8月30日(金) 15時50分

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中国外交部北米大洋州の楊涛司長は29日夜、サリバン米大統領補佐官の訪中についてメディアへのブリーフィングをおこないました。

中国外交部北米大洋州の楊涛司長は29日夜、サリバン米大統領補佐官(国家安全保障担当)の訪中についてメディアへのブリーフィングをおこないました。楊司長は、国家安全保障担当の米大統領補佐官の訪中は8年ぶりであり、サリバン補佐官は在任中の初訪中で、中米首脳の合意を双方が実行するための重要な措置だと述べました。

楊司長によりますと、習近平国家主席は29日午後、サリバン補佐官の表敬訪問を受けました。また王毅外交部長は、27日、28日の2日間、サリバン補佐官と戦略的な対話をおこない、前後して6ラウンド、11時間余りにわたり、中米関係、敏感な問題、国際的・地域的な関心事について討論しました。

また、楊司長によりますと、中国側は台湾、民主と人権、制度や発展の権利に関する中国のレッドラインを米側に示しました。双方は、両国首脳の戦略的指導の下で、中国中央外交弁公室主任と米大統領国家安全保障担当補佐官との戦略的対話のルートが非常に重要であり、このルートの役割を引き続き発揮することに同意しました。

経済貿易や科学技術問題について、楊司長は、「中国が産業チェーンの中・下流にいつまでも留まることはできず、産業チェーンの中・上流に上る能力、必要性、権利があることを米国側は知るべきだ」と述べ、中米経済貿易関係の本質は互恵・ウィンウィンであり、中国の経済貿易や科学技術の発展を圧迫することは、他者にとっても自分にとっても有害であり、成功しないことを米側は理解すべきだと強調しました。

また南海問題について、楊司長は、「同盟国とのパートナーシップの発展は米国自身のことだが、中国の利益を損なってはならない。米国は地域の平和と安定に役立つことをすべきだ」との見解を示しました。(提供/CRI

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