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2007年7月2日、今年の中国の石油消費量は3.5億トンに達することがわかった。 国家発展改革委員会エネルギー研究所の姜シン民(ジャン・シンミン)氏が発表した。昨年の3.4億トンから1000万トンの増加となる。高値で推移している石油相場を反映し、石油製品の生産量がわずか1.5%から2%の伸びに止まっているにも拘わらず、石油関連の消費額は2000年と比べ8%も増加する。石油製品の値上がりを顕著に反映する見通しとなった。 中国政府は2010年までに単位GDPあたりのエネルギー消費量を20%削減する計画を立てているが、経済の高成長もあり石油消費量の増加には歯止めがかかっていない。地球温暖化対策を進める国際社会は、中国への批判をますます強まることが予測される。(翻訳・編集/KT)
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2007年7月2日、今年の中国の石油消費量は3.5億トンに達することがわかった。
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この数値は、国家発展改革委員会エネルギー研究所の姜シン民(ジャン・シンミン)氏の発表によるもの。昨年の3.4億トンから1000万トンの増加となる。高値で推移している石油価格を反映し、石油製品の生産量がわずか1.5%から2%の伸びに止まっているにも拘わらず、石油関連の消費額は2000年と比べ8%も増加した。石油製品の値上がりを顕著に示す数値となった。
中国政府は2010年までに単位GDPあたりのエネルギー消費量を20%削減する計画を立てているが、経済の高成長もあり石油消費量の増加には歯止めがかかっていない。地球温暖化対策を進める国際社会は、中国への批判をますます強まることが予測される。(翻訳・編集/KT)
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