実写版「【推しの子】」は原作を台無しにするのか、それとも「神再現」となるのか―台湾メディア

Record China    2024年8月30日(金) 19時20分

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26日、台湾メディアの嘘!星聞は、実写版「【推しの子】」の前評判について紹介する記事を掲載した。写真は星野ルビー。

2024年8月26日、台湾メディアの「嘘!星聞」は、実写版「【推しの子】」の前評判について紹介する記事を掲載した。

「【推しの子】」は、赤坂アカ氏が原作、横槍メンゴ氏が作画を手がけた日本の漫画作品。アイドルのファンがアイドルの子どもに転生するというテーマで、サスペンスと復讐の要素を含ませながら、日本の芸能界の裏側を深く描く。原作漫画は累計1750万部を超える売り上げを記録。昨年から放送が始まったアニメ版も話題となり、日本の歌手・YOASOBIが歌う主題歌「アイドル」は社会現象を引き起こすほどの人気を集めた。

記事はまず、「実写化が難しいと考えられていた『【推しの子】』だが、今年1月24日に実写版として制作されることが決定し、ドラマシリーズをAmazonのPrime Videoにて世界独占配信、映画を東映配給にて公開することが発表された。公開された主要キャストのビジュアルがネット上で大きな話題を呼んだが、ファンからは『安っぽいコスプレのようだ』と酷評され、不安が広がった。同作は多くのファンに愛されている作品だけに、実写版が原作を台無しにするのか、それとも原作の神再現となるのか、注目が集まっている」と述べた。

その上で、「日本の映像文化に熱中しているファンにとって、同作は芸能界の裏側やアイドル業界の実態を垣間見ることができる、人間性の描写が非常に深い作品だ。最初に公開されたキャストのビジュアルには驚かされたが、その後公開された特報映像やキャラクターPVは、実写版への期待度が高まるものだった。キャストが物語の名せりふを口にするのを聞くと、胸が熱くなり、今回のキャスティングが良いものだと確信できる」と評した。

記事は、「実写版でアクア役を演じるのは、Mr.Childrenのボーカル・桜井和寿を父に持つ櫻井海音。アイ役を元乃木坂46の齋藤飛鳥、星野ルビー役を齊藤なぎさ、有馬かな役を原菜乃華、黒川アカネ役を茅島みずき、MEMちょ役をあの、雨宮吾郎役を成田凌が演じる」と紹介し、「吾郎役が成田凌に決まったと知った時は非常に驚かされた。彼は温厚なオタク医師役にぴったりで、メガネ姿もとてもかっこいい。吾郎の出番は少ないものの、成田の起用により、実写版のクオリティーが確実に向上するだろう。同作の実写ドラマと映画は年末に日本で公開される予定だ。台湾でも見られることを期待している」と結んだ。(翻訳・編集/岩田)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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