Record China 2024年8月27日(火) 0時0分
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中国・北京市の公園の水飲み場で足を洗う人が続出し、ネットユーザーから不衛生だと批判の声が上がっている。
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中国メディアの北京日報の26日付の報道によると、問題になっているのは同市大興区の念壇公園。この公園には直接飲むことができる「水飲み場」が設置されており、よく近くをランニングするという李(リー)さんは「そのまま飲めるので便利だと思う」と語った。一方で、足を洗うなど本来の用途と違う使い方をする人が相次いでいるという。
園内には大きな池と砂浜があり、遊んだ際に砂で汚れた手足を「水飲み場」で洗う人が大勢いるという。小さな子どもを抱えて足を洗う親のほか、大人が直接受け皿(ボウル)に足を乗せて洗うケースも見られる。「節水」「他の用途に使用しないでください」などの注意が書かれているが、市民らは「完全無視」の状態だという。
このほか、汚れたおもちゃや洋服、サンダルなどを洗うのにも使用されている。同紙記者が確認したところ、「受け皿の排水溝は砂で詰まっており、周囲にはごみが散乱、年中水がまき散らされているため部分的に苔が生えていた」とのことで、この水飲み場で足を洗った人は10分間で10人以上に上ったそうだ。
ある女性は「この水はきれいなので子どもを洗うのは安心」と悪びれず、別の親も「みんなこういうふうに使っている。誰も気にしていない」と語った。
園の担当者は「歩いて2~3分の場所に手足を洗える水道を設置しているが、(水飲み場の方が近いため)このような非文明的な行為は後を絶たない。われわれも見かけたら注意するくらいのことしかできない。皆さんには自覚を持っていただき、公園の環境を守り、水資源を大切にしていただきたい」と話した。
ネットユーザーからは「(水飲み場で)手を洗っているだけでも気持ち悪いのに足を洗うとは」「こんな水、誰が飲む勇気がある?」「水は清潔なんだろうけど周りが汚すぎる」「モラルの問題。たとえすぐそばに水道を設置しても『数が少ない』と文句を言う人が必ず出てくる」「一部市民の素養は、公園に水飲み場を設置するレベルに達していない」といった声が上がっている。(翻訳・編集/北田)
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