兵役履行のため入隊したことが明らかになった台湾の俳優シュー・グアンハン（許光漢）だが、女性の軍職員に対して「接近禁止令」が下されていると報じられた。

33歳のシュー・グアンハンについては20日、数々の目撃情報から兵役に就いたのではないかとうわさが浮上。21日には所属事務所が事実であることを明らかにし、来年8月19日の除隊まで1年間の兵役生活に入っている。

23日、恋人が同じく兵役中という女性のSNS投稿文が、ネット上で大きな話題になった。台中市にある新兵訓練所では、シュー・グアンハンに接近しようとする女性の軍職員が続出したことから、口実を作って近くに行ったり話しかけることで、軍務に支障をきたす迷惑行為を禁じる「接近禁止令」が下され、場合によっては「相応の処分を行う」という内容になっているという。

これについてネットでは、「こんな規定が必要なほどひどいのか？」「モラルがなさすぎる」といった批判の声や、「なぜ女性限定？」「男性は接近していいのか？」「男性は今がチャンスだ」などといった声が上がっている。

シュー・グアンハンについては、33歳という年齢からもすでに兵役を終えていると思われていたことで、電撃入隊が世間を驚かせた。なお、21日間の新兵訓練では体力トレーニングに加えて、ハイムリック法や心肺蘇生法、止血といった「EMT-1」と呼ばれる救護法を身につけることが求められる。台湾メディア・中央社によると、兵役行政業務を担当する台湾内政部役政司の訓練執行センターも、シュー・グアンハンが20日に入隊したこと、過去の在学中に軍事訓練を受けていなければ兵役期間は1年になることを正式に明らかにしている。（Mathilda）