貸出20%近く増!ハイテク企業がより多くの金融支援を獲得―中国

人民網日本語版    2024年8月26日(月) 8時30分

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6月末現在、中国全土のハイテク企業の貸出残高が前年同期比19.5%増となり、同期の各種貸出の成長率の8.8%を大きく上回り、注目を集めたという。写真は上海。

6月末現在、中国全土のハイテク企業の貸出残高が前年同期比19.5%増となり、同期の各種貸出の成長率の8.8%を大きく上回り、注目を集めたという。

これまで長い間、物的担保の不足、評価・査定の難しさ、長期資金の不足はハイテク企業の資金調達に存在する問題点だった。国家金融監督管理総局が21日に発表した最新の統計データから、一連のフィンテック関連措置が実施されたのに伴い、金融システムに変化が生まれ、一部の資金調達を巡る困難が徐々に緩和されている。

6月末、全国のハイテク企業の貸出残高は15兆3000億元(約306兆円)で、そのうち信用貸出と中長期貸出の占める割合がどちらも4割を超えた。知的財産権担保融資残高は同38%増の2340億元だった。7月末の保険基金への長期株式投資は2兆7000億元に上った。

今年に入ると、中央政府から地方政府まで、科学技術イノベーションを支援する一連の金融措置の実施を加速させてきた。絶えず整備が進められるフィンテック政策の枠組み、徐々に充実するフィンテックの監督・管理・奨励策、科学技術イノベーション企業の発展により適した金融商品、ますます豊富になる長期資金支援などから、フィンテック分野に起きた変化がよく分かる。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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