最高充電速度1秒1km!広西初の総合エネルギーステーションが稼働開始―中国メディア

人民網日本語版    2024年8月23日(金) 17時30分

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広西壮族自治区南寧市生態環境局によると、このほど広西初の太陽光・エネルギー貯蔵・スマート充放電総合エネルギーステーションである南寧五象総合エネルギーステーションが完成し、稼働開始した。

広西チワン族自治区南寧市生態環境局によると、このほど広西初の太陽光・エネルギー貯蔵・スマート充放電総合エネルギーステーションである南寧五象総合エネルギーステーションが完成し、稼働開始した。同ステーションは、太陽光発電、エネルギー貯蔵・液浸冷却・スマート充電、V2G(Vehicle to Grid)充電ポールなど複数のV2G技術を一体化しており、「1秒1km」という最高充電速度を実現した。推計によると、新エネルギー自動車は逆に、ステーション内の7本の15kW/V2G充電ポールを利用し、2時間で電力網に100kWh放電でき、12世帯分の1日の電力需要を賄える。中央テレビニュースが伝えた。

広西は今年5月に初めて新エネ車充電事業者を電力市場化取引に組み入れた。計6社の事業者がオフピーク電力消費取引に試験的に参加し、増分電力消費補償を取得するとともに、充電優遇方式により新エネ車が電力網のピークカット・ピークシフトに参加するよう誘導した。新エネ車のオフピーク充電の成約電力量は34万2000kWh。

新エネ車事業者の市場進出は新エネ車による新エネ電力の使用を推進する一方で、車両と電力網の統合を推進し、広西のクリーンエネルギーの利用を後押しする。自動車のオーナーにとって、新エネ車は交通ツールだ。電力システムにとって、新エネ車が集まれば大型の「モバイルバッテリー」になる。新エネ車産業の発展と生産能力の持続的な拡大に伴い、新エネ車充電事業者の市場化取引への参加は大きなポテンシャルを秘めている。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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