バスに乗って北京中軸線を眺めよう、日帰り観光ルートが開通―北京市

人民網日本語版    2024年8月22日(木) 6時30分

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8月17日午前、北京市の前門大街の街角では、「カランカラン」という音が聞こえると、観光客がやって来たレトロなバスに順序よく乗り込んでいた。

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8月17日午前、北京市の前門大街の街角では、「カランカラン」という音が聞こえると、観光客がやって来たレトロなバスに順序よく乗り込んでいた。観光客は北京の南北を貫く中軸線に沿って移動し、古都の遺跡を探索し、歴史的な魅力を堪能していた。人民網が伝えた。

この日、北京中軸線日帰り観光ルートが開通した。大美中軸線観光バスと名付けられたこのバスに乗ると、車内はレトロな花模様や瓦のデザインが装飾に用いられ、宮廷風の垣根や赤い提灯などで飾られているほか、中軸線に位置する歴史的遺産の詳しい説明もあり、観光客はタイムスリップしたような感覚を味わえる。


バスは前門を出発するとまっすぐ南に向かい、永定門に到着すると今度は北に向きを変え、鐘鼓楼に向かう。途中で先農壇、天壇、天安門広場、故宮、万景橋などの観光スポットを通る。乗客が窓外の景色をゆっくり楽しめるよう、バスは時速30-50キロメートルで運行し、全行程の所要時間は約90分だ。

解説員の説明を通じ、経由する観光スポットについて理解を深めながら、多くの乗客はスマートフォンを取り出して壮大で美しい中軸線の眺めを写真に収めていた。

関係責任者の説明では、この観光ルートは昼の観光と夜の観光の2タイプのサービスを打ち出しており、昼の観光は前門が始発バス停、鼓楼が終着バス停で、毎日10:00から17:00まで運行する。路線は12キロメートル、途中にバス停は設置せず、一方向のみの運転で、途中で正陽門、永定門、天壇、天安門広場、故宮、景山公園、万寧橋、鐘鼓楼などの観光スポットを通る。乗車券は1人50元(約1020円)で、解説サービス料が含まれている。

夜の観光は前門が始発バス停と終着バス停になり、乗客が自分で公式オンラインプラットフォームで予約する。予定出発時間は19:00。路線は25キロメートル、途中にバス停は設置せず、正陽門、永定門、天壇、天安門広場、故宮、景山公園、万寧橋、鐘鼓楼などの観光スポットを通る。乗車券は1人268元(約5500円)で、乗車の前日までにオンラインで予約する必要があり、10人集まれば運行する。乗車券には解説サービス、曲芸のパフォーマンス、北京ダック定食または西洋式軽食の料金が含まれている。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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