綱渡りをしていた男性、命綱切れ地面に転落=直前に勝手に細いものに変更―中国

Record China    2024年8月21日(水) 0時0分

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中国・吉林省長春市で、高所で綱渡りをしていた男性の演者が地面に転落する事故があった。

中国・吉林省長春市で、高所で綱渡りをしていた男性の演者が地面に転落する事故があった。

中国メディアの九派新聞によると、事故があったのは18日、同市の東北虎園。屋外の会場で高さ十数メートルの位置に渡された綱を渡っていた男性演者が、途中でバランスを崩した。命綱は付けていたものの落下の衝撃で切れて地面にたたきつけられた。男性は病院に搬送され、現在、集中治療室(ICU)で治療を受けている。

同園の関係者によると、出演した3人の演者のうち2人が「命綱が太すぎてパフォーマンスの邪魔になるから」と無断で自前の細い命綱と交換していたという。

また、命綱があったためエアマットは一部分にしか敷いておらず、男性はマットのないところに落下した。関係者は「エアマットはパフォーマンスが行われる場所の下に設置していた。男性は指定されたエリアに到着する前にパフォーマンスを開始しており、これも園の規定に違反している」と指摘している。

記事によると、同園でのパフォーマンスには安全面での懸念の声が上がっていた。今年5月にはSNS上で「演者が綱渡りの際に何の防護措置(命綱)も付けておらず、エアマットも敷かれていなかった。演者は何度か転落しかけていた」との投稿があったという。

これについて園側は「(指摘を受け)すでにエアマットを追加設置した。(元となった)新疆達瓦孜(新疆ウイグル自治区の伝統の雑技)には命綱はないが、当園では安全面を考慮して着用を求めている」と説明した。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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