1-6月の海洋経済生産額5.6%増、経済発展の注目点に―中国

人民網日本語版    2024年8月20日(火) 11時30分

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2024年上半期の海洋経済のデータを見ると、この分野が中国の経済発展における注目点の一つになったことが分かる。

2024年上半期(1-6月)の海洋経済のデータを見ると、この分野が中国の経済発展における注目点の一つになったことが分かる。

海洋生産総額は前年同期比5.6%増の4兆9000億元(約98兆円)に達した。世界の主要な船舶18種類のうち、中国は14種類の新規受注量が世界トップになった。海洋工事の設備製造が加速度的に発展し、上半期の新規受注額は前年同期の3倍になった。中国の海上輸送輸出入総額は同2.1%増となり、海上の「友情の輪」がますます拡大している。国のマクロ政策の効果が持続的に現れ、外需が回復するにつれ、中国の海洋経済は急速な発展の流れが続き、「青色のエンジン」の原動力がみなぎっている。

世界を見渡すと、中国の造船業は引き続き世界のトップを走り、世界の船舶工業の「輝く看板」になった。中国工業・情報化部によると、中国造船業は造船竣工量、新造船受注量、手持ち工事量の3大指標が引き続き安定的に上昇し、世界をリードしている。上半期の造船竣工量は同18.4%増の2502万DWT(載貨重量トン数)、新造船受注量は同43.9%増の5422万DWT。うち新造船受注量をDWTベースで計算すると、世界の74.7%を占める。

科学技術イノベーションに牽引されて、中国は今、海洋科学と関連産業が先端に向かい、深海へ進出するよう推進している。海洋漁業の分野ではマグロのスマート魚群情報探知システム「海鷹AI」が発表され、漁業分野の大規模AIモデル「范蠡大模型1.0」も発表された。海洋石油・天然ガスの分野では、海洋スマート掘削プラットフォーム「恵州26-6」の設置が完了し、中海油田サービスの「海洋掘削プラットフォーム重要設備スマートモニタリングシステム」が稼働した。海洋探査の分野では、北斗水上スマート感知早期警戒システムが稼働し、デジタル化海洋探査テストプラットフォーム「中南院520」が引き渡され、スマート生物模倣ソフト魚ロボット「文鰩」が登場した。海洋分野のスマート応用シーンがますます豊富になり、海洋を巡る新たな質の生産力の発展をエンパワーメントしている。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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