ラオスのルアンパバーン医科大学で16日午前、中国が支援したラオスのルアンパバーン病院改良プロジェクトでの引き渡し式と起用式が行われました。このプロジェクトは中国とラオス両国の友好協力を深め、ラオスの衛生事業の発展を推進する重要な成果をもたらしました。

中国の方虹駐ラオス大使は式典でのあいさつで、「中国は二国間協力において『人民至上』を一貫して堅持し、協力の資源を民生分野に振り向け、協力の成果が両国の人々より多くの恩恵をもたらすよう努めてきた」と述べました。

ラオスのブンフェン・ プンマライシット保健相は中国政府と施工業者の支援に謝意を示した上で、「今回の援助によりラオスのルアンパバーン病院の現代化のレベルがさらに高まった。ラオスの民生事業に対する中国側の強力な支持と中国人民のラオス人民に対する深い友情が示された」と述べました。

ルアンパバーン病院は2000年代初頭に中国の支援を受けて建設されました。今回の改良プロジェクトでは外科および心臓血管科棟、中国人専門家のアパート、汚水処理施設、消火用貯水池、ポンプ室が新設され、既存の建物の修理と改造も行われました。また、関連設備が提供されました。中国側は病院の改良が終了したことに伴い、ラオスの衛生体系の建設を推進し、医療衛生レベルを向上させるために、3年間にわたり技術援助を提供します。（提供/CRI）