1秒で夏から冬へ、屋内氷雪ツアーが夏の消費注目点に―中国

人民網日本語版    2024年8月18日(日) 14時0分

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中国で屋内氷雪ツアーが夏の文化観光消費の新たな注目点になっている。

中国では今年の夏、ウォーターパークや海辺のリゾートといった従来の避暑スタイルだけでなく、屋内スキー場に行って涼しさを求めたり、屋内氷雪ツアーを楽しんだりする人もいる。屋内氷雪ツアーが夏の文化観光消費の新たな注目点になっている。

「家族で屋内スキー場『熱雪奇跡』にスキーをしに来た。外は36℃、スキー場の中はマイナス6℃、体感温度が一気に変わり、冬のスキー場とは違った感覚がある」と話すのは、屋内スキーを体験していた観光客だ。

屋内スキー場に来る多くの観光客は暑さ対策のためだけでなく、スキーを練習するためにもここに来ている。香港から来た観光客は「『熱雪奇跡』で初めてスキーを2時間体験した。コーチは熱心に教えてくれ、道具の扱い方からスキー板に乗るところまで、事細かに指導してくれた。おかげでコースを滑れるようになった」と話した。

ECプラットフォームの美団によると、7月以来、「スキー」関連の検索件数が前月比91%増、「スキー」がテーマの攻略ノート数が同52%増、「スキー」関連の景勝地の団体購入注文量が同120%増となった。四川省成都市の熱雪奇跡、黒竜江省ハルビン市の熱雪奇跡、江蘇省蘇州市の太倉阿爾卑斯雪世界、湖南省長沙市の湘江歓楽城の歓楽雪域など、多くの屋内スキー場が夏の消費ブームを迎えている。旅行予約サイトの携程旅行網がまとめた統計では、今年7月の屋内スキー場の予約件数は前年同期比70%増となった。

中国の氷雪ツアーは勢いよく発展し、北方地域から南方地域へ、屋外から屋内へ、1シーズンからフルシーズンへ、スキースポーツからさまざまなレジャーへと広がりを見せている。そして夏の屋内氷雪ツアーは、個性を追求する人々のニーズに応え、文化観光消費のポテンシャルをかき立てている。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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