Record China 2024年8月14日(水) 18時0分
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卓球女子日本代表の早田ひなを巡り、記者会見での「特攻資料館に行きたい」という発言が中国で問題視されている。
パリ五輪で銀と銅のメダル2個を獲得した卓球女子日本代表の早田ひなを巡り、記者会見での「特攻資料館に行きたい」という発言が中国で問題視されている。
早田は13日、帰国後の記者会見に出席した際、やりたいこととしてアンパンマンミュージアムにポーチを作りに行くこと、そして鹿児島県にある特攻資料館に行くことを挙げた。鹿児島県には「知覧特攻平和会館」(南九州市)などがあり、「特攻資料館に行って生きていること、卓球が当たり前にできていることが当たり前じゃないということを感じてみたい」のだという。
一方、中国SNSの微博(ウェイボー)では中国卓球選手の孫穎莎(スン・インシャー)と樊振東(ファン・ジェンドン)が早田のフォローを解除したとの話題が注目を集め、あるブロガーは「フォローは彼女が尊敬に値する選手だから。フォロー解除はボトムラインを越えたからだ」と指摘した。
また、別のブロガーは「早田は会見で特攻隊の資料館を見学したいとの考えを示した。孫穎莎と樊振東はよくやった!根本的原則に関わる問題をわれわれは容認しない」と記して早田の映像を紹介。関連の投稿には孫と樊を支持するコメントや「第2次世界大戦に関わる問題は確かに敏感だ」などのコメントが寄せられた。
早田は微博でアカウントを開設したばかりで、「皆さんこんにちは!早田ひなです。オリンピックでは沢山の応援ありがとうございました。weibo始めたのでフォロー宜しくお願いします」と日本語と中国語でつづった投稿には12時間ほどで6000件以上のコメントが付いていた。14日現在のフォロワー数は14万3000人に達している。(翻訳・編集/野谷)
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