韓国・インド・サウジ……2036年夏季五輪にアジア諸国が続々興味示す

Record China    2024年8月14日(水) 16時0分

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14日、環球時報は2036年の夏季五輪に多くのアジア国家が招致に意欲を示していると報じた。写真はパリ五輪。

2024年8月14日、環球時報は2036年の夏季五輪に多くのアジア国家が招致に意欲を示していると報じた。

記事は、パリ五輪の閉幕、28年と32年の夏季五輪開催地決定により、世界の注目が36年の五輪開催地争いに向けられているとし、28年が北米のロサンゼルス、32年がオセアニアのブリスベンで開催されることから、多くのアジア国家が36年の五輪招致に力を入れていると紹介。国際五輪委員会(IOC)が「現時点ですでに2桁の国・地域の五輪委員会が開催に興味を示している」とコメントしたことを伝えた。

そして、韓国メディアの12日付報道として、ソウル市のオ・セフン市長が先日SNS上で36年五輪開催への強い意欲を改めて示し、「ソウルには整ったインフラと公共安全措置に加え、開催の収益性、大会成功の潜在性も持っている」と強調したことを紹介した。

また、韓国以外にもインドやサウジアラビア、インドネシアなどが開催に興味を示しており、インドではモディ首相や国内一の大富豪と呼ばれるアンバニ一家も強力に支持しているほか、サウジアラビアはIOC主催のeスポーツ大会長期開催権獲得、カタールは22年サッカーワールドカップ開催といった実績を武器に36年の五輪開催権獲得を目指すと説明。インドネシアにも18年にアジア大会を成功させた実績があると伝えた。

このほか、トルコやエジプトも招致に意欲を見せているとし、イスタンブールのイマモール市長が「IOCの期待と、世界各国が何を見たいかについて注視している」と述べ、欧州とアジアの境という地理環境を利用してボスポラス海峡で壮大な開会式を行う構想も示したと紹介。エジプトはアフリカ初の五輪開催を目指してすでに多額の資金をつぎ込んで会場施設の建設やインフラ改善に取り組んでいるとした。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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