「スーパーで食べる300円ランチ」が人気に―中国

人民網日本語版    2024年8月15日(木) 12時30分

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中国のスーパーで店内に設けられた「食堂」が人気を集めている。

中国では最近、スーパーの店内に設けられた「食堂」が人気を集めている。商業施設やスーパーのサービスの一環で、消費者が簡単な食事を取ることができる場所だったスペースが今、本格的な「食堂」にレベルアップし、消費者の間で人気となっている。

武漢市を取材すると、多くの商業施設やスーパーがこのスタイルを導入しており、多くのサラリーマンでにぎわっていた。昼になると、市内の漢陽大道沿いにあるスーパー店内の「食堂」スペースには30種類近くの惣菜が並べられていた。店内の客席で食べることもできれば、テイクアウトすることもできるのだという。

スーパーのスタッフによると、「食堂」スペースでは、店内で調理した惣菜を提供しており、1人15元(約300円)ほどで食べることができる。昼食と夕食の時間が混雑し、1日に約1000食が売れるという。手頃な価格のシンプル食が売りで、スーパーに客を呼び込む優れた効果を発揮している。

取材では、コミュニティーに「食堂」を設置している商業施設やスーパーもあることが分かった。武漢市江北コミュニティーの「食堂」は、あるスーパーの惣菜サプライチェーンを利用して、住民に新鮮な野菜や肉を使ったメニューを提供しており、食事の時間帯になると長蛇の列ができるという。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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