台湾総統、中国との一国二制度「受け入れられない、台湾と香港は状況が異なる」―米メディア

Record China    2014年9月30日(火) 8時33分

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29日、台湾の馬英九(マー・インジウ)総統は「中国との『一国二制度』は受け入れられない。しかし、(台湾と中国当局の間で一つの中国問題について達成したとされる)92年コンセンサスは受け入れる」と述べた。写真は台北市の屋台。

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2014年9月29日、米国営放送ボイス・オブ・アメリカ(中国語電子版)によると、台湾の馬英九(マー・インジウ)総統は「中国との『一国二制度』は受け入れられない。しかし、(台湾と中国当局の間で一つの中国問題について達成したとされる)92年コンセンサスは受け入れる」と述べた。

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馬総統は「仮に良い制度であれば、それは一国一制度であるべきだ。台湾と香港は状況がまったく異なる。中華民国(台湾)は一個の主権国家であり、自らの総統、議員、自らが管理する自らの物を選ぶことができる」と語った。

馬総統はこのほど、スコットランドの英国からの独立を問う住民投票について、中国共産党が1980年代初めに提案した一国二制度の目標は香港ではなく台湾だと表明。台湾は同制度の受け入れを拒否するとしていた。一方、中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席は先週、台湾を一国二制度を通じて中国に統一させると改めて強調。「中国はいかなる分裂行為も容認しない」と警告していた。(翻訳・編集/AA)

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