スタンドアップパドルボードが爆発的な人気、メーカーがフル稼働で対応―中国

人民網日本語版    2024年8月13日(火) 14時30分

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中国でスタンドアップパドルボードが爆発的な人気となっている。

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中国でサーフィンの一種としてのスタンドアップパドルボードが爆発的な人気を集めており、開放された水域がますます増え、パドルボード自体の需要も高まり続けている。

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鄭存溌(ジョン・ツンファー)さんは浙江省台州市にあるスポーツ用品会社の責任者で、ウォータースポーツ業界に10数年従事してきた。「ここ数年、国内でパドルボードの需要が年々増加し、当社の山東省威海市にある工場は今年4月からたくさんの注文が舞い込むようになり、6本ある生産ラインはずっとフル稼働で、現場の作業員も作業時間を延長してパドルボードを組み立てている。今年の国内受注量は前年比20%以上増加する見込みだ」と話した。


中国のパドルボードの販売は数年前は代理販売業者による代理販売が中心だったが、今では消費者によるオンライン購入が中心へと変わってきている。

浙江省台州市の別のスポーツ用品メーカーの何健(ホー・ジエン)副社長は、「昨年はライブコマースの中継スタジオは1カ所だったが、今では2カ所に増えた。レジャータイプや万能タイプが特に人気があり、大体50%から60%を占める」と説明した。

中国でパドルボードスポーツのブームが起こるにつれ、パドルボードブランドもボードのデザイン、製法、材質などへの投資を拡大し、個性化する消費者のニーズに応えている。


上海市奉賢区にあるレジャー・スポーツ用品メーカーの王之霖(ワン・ジーリン)常務副総裁は、「今年の国内販売はほぼ10~20%増加している。一部の特殊なボードがあり、子ども用、女性用、ビギナー用など多くの選択肢があり、価格は約1000~3000元(約2万~6万円)だ。アウトドアスポーツの延長であるパドルボードは、ファミリーでの消費も多くなり、30%を占める」と話した。

業界関係者によると、パドルボードのスポーツは大衆化の方向へ発展している。データによれば、2023年末までに、全国で登録されたパドルボードのクラブは338カ所に上る。世界のパドルボード市場の規模も拡大し続けている。23年の世界パドルボード市場の規模は約44億元(約880億円)で、30年は65億元(約1300億円)に達する見込みだという。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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