中国は観光業を重点にサービス業発展を促したい考え―仏メディア

Record China    2024年8月12日(月) 22時0分

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7日、仏RFIの中国語版サイトは中国政府が観光業を重点としてサービス業の発展を目指していると報じた。写真は北京の紫禁城。

2024年8月7日、仏国際放送局RFI(ラジオ・フランス・アンテルナショナル)の中国語版サイトは、中国政府が観光業を重点としてサービス業の発展を目指していると報じた。

記事は、中国国務院がこのほど国内消費の拡大、雇用の創出を期して、サービス業の刺激、特に観光業の発展を目的とした指導方針を発表し、インバウンド政策や消費環境の最適化などを提起したと紹介。中国政府は自国経済におけるサービス業の比重を高めたい考えだと伝えた。

そして、国内観光業の発展を推進すべく、中国政府が全国範囲での遊覧船やキャンピングカーといった新たな観光業を奨励するとともに、インバウンド需要を喚起するために新型コロナなどにより減少していた国際線の運航再開を加速させるほか、各種支払いサービスの充実、昨年より実施しているノービザ政策の対象国拡大などを検討していると伝えた。

記事は、今年1〜6月に各地の通関地から中国に入国した外国人の数は前年同期比2.53倍の延べ1400万人となり、その半数以上はノービザ政策を利用しての入国だったと紹介。現時点では来年末までトランジットを除く中国へのノービザ入国が認められている国はフランスやドイツ、オーストラリアなど15カ国にとどまっており、今後対象国が急速に拡大する可能性が高いとした。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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