黄河全域科学調査、西安で始動―中国

人民網日本語版    2024年8月6日(火) 8時40分

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2024年黄河全域科学調査が2日、中国科学院地球環境研究所で始動した。

2024年黄河全域科学調査が2日、中国科学院地球環境研究所で始動した。黄河上流域の水源安全、中流域の生態安全、下流域の洪水安全の調査研究を実施し、科学技術の重要課題を体系的に整理し、黄河の生態保護と質の高い発展に科学技術支援を提供する。光明日報が伝えた。

黄河は中華民族の母なる川だ。しかし、黄河は生態学的基盤が弱く、水資源が不足し、土壌流出が深刻で、環境容量が低く、地球規模の変化による黄河沿岸地域の発展の不均衡・不十分の問題がとりわけ際立つ。24年は黄河流域生態保護と質の高い発展国家戦略実施5周年だ。黄河戦略をより良く実施するため、中国科学院地球環境研究所は長安大学、黄河水利科学研究院、河南大学などの機関と正式に、2024年黄河全域科学調査を始動した。

黄河全域科学調査は中国科学院院士で長安大学教授の彭建兵氏と中国科学院地球環境研究所の院士である安芷生氏が共同で呼びかけ、黄土科学全国重点実験室と陝西省黄河科学研究院が共同で資金提供するものだ。第1回黄河全域科学調査活動は2023年7-8月に実施された。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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