安徽省の貨物貿易輸出入総額は今年上半期に、前年同期比7．4％増の3967億8000万元（約8兆1200億円）に達し、過去同期の最高水準を記録しました。

これについて安徽省蕪湖市税関の黄瑛副関長はこのほど、「今年上半期には、安徽省の電気自動車、リチウム電池、太陽光発電製品のいわゆる『新三様（新3種の神器）』の輸出額は221億3000万元（約4530億円）となり、うち電気自動車の輸出額は前年同期比2．7倍に増えて49億元（約1003億円）で、価格も輸出量も増加した。自動車産業は安徽省が力を入れて発展を支持する最も重要な産業だ」と語りました。

「新三様」が急速な成長を見せると同時に、定番商品もハイエンド化、インテリジェント化、グリーン化への転換が加速しており、輸出構造のさらなる最適化が進んでいます。1～6月には機械製品の輸出額は11．9％増加し1881億1000万元（約3兆8500億円）に達し、輸出総額の70％を占めました。自動データ処理設備およびその部品の輸出は前年同期比23．4％増の223.2億元（約4570億円）に達しました。

伝統産業は改造とアップグレードが加速し、輸出製品はバリューチェーンの中流や上流に向かって上昇しています。ますます多くの「メイド・イン・安徽」が世界市場に進出しています。今年上半期に安徽省のブランド商品の輸出は1430億元（約2兆9300億円）に達し、輸出総額の半分を占め、2023年より2．5ポイント上昇しました。（提供/CRI）